注目の法学セミナー2024年12月号「刑法研究者が作った論証パターン」。司法試験予備試験受験生なら見ておきたいところ。
大手通販サイトでは、在庫なし
もっとも発売2日目にして、大手のネット通販サイト(アマゾン、楽天市場、楽天ブックス、ヤフーショッピング、ヨドバシ)では売り切れ(筆者が確認)。
そして発売元の日本評論社サイトで発売というX(旧ツイッター)の投稿を目にしました。
法セミ12月号、オンライン書店での品切れが続いておりご迷惑をお掛けしております。
— 日本評論社 法律編集部 (@nippyo_law) November 12, 2024
日本評論社の公式サイトからは直販でお買い求めいただけますので、ぜひご利用ください👇 https://t.co/cRXI91hxOi
なお、明日には、本特集のみ掲載のkindle版がAmazonにて発売されます👇 https://t.co/5IvHMbPp7i https://t.co/aKsiUXgvha
さっそく日本評論社サイトで確認したところ、やはり在庫なし(2024年11月17日現在)

特集の部分だけなら、キンドルで発売している(在庫あり)
今回の法学セミナー2024年12月号は「在庫なし」ですが、特集部分「刑法研究者が作った論証パターン」だけを切り抜いたキンドル(法セミe-book)が日本評論社から発売されています。

本は1,540円ですが、特集部分だけのキンドルだと、550円というお手軽価格です
内容紹介
刑法の答案の書き方、悩んでいませんか? 学説史・判例の双方を踏まえた論証パターンを学べる、司法試験受験生必見の企画。※『法学セミナー』の電子書籍Kindle版(法セミe-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。
■特集= 刑法研究者が作った論証パターン
企画趣旨……樋口亮介
不作為犯の論証パターン……松尾誠紀
因果関係の論証パターン……大関龍一
方法の錯誤の論証パターン……樋口亮介
実行の着手の論証パターン……佐藤拓磨
共同正犯の論証パターン……豊田兼彦
不法領得の意思の論証パターン……十河太朗
詐欺罪における欺罔行為の論証パターン……冨川雅満
【座談会】執筆者が語る論証パターン
……樋口亮介=十河太朗=豊田兼彦=佐藤拓磨=松尾誠紀=
冨川雅満=大関龍一
【引用】日本評論社「法学セミナー2024年12月号」
論パの生みの親、伊藤真先生ら、有力講師の反応は?
論パ(論証パターン)の生みの親、伊藤真先生からのメッセージです。

もっとも伊藤真先生は、当初「論証カード」と呼んでいました。
【伊藤真先生の感想はこちらの動画に収録】論証パターンとトランプ政権~受講生・受験生の皆さんへ第260弾

法学セミナー最新号が送られてきました。あれだけ批判された論パを使った学習法がやっと理解された感があって嬉しいです。
— 伊藤塾 司法試験科 (@itojuku_shihou) November 11, 2024
長年訴え続けてきた通り、使い方次第です。論パの生みの親としてはこの言葉を商標登録しておけばよかった😅#伊藤塾 #伊藤真 #司法試験 #論証パターン #論パ #法学セミナー pic.twitter.com/4gCrNRXwnp
この他の有力講師による法学セミナー2024年12月号に対する感想は、司法試験講師ブログを参考に。
加藤喬先生(加藤ゼミナール代表)の感想
ネット上の反応
ネット上の反応をまとめます。論証の内容と、論証そのものの使い方に対する感想が多く見受けられました。
ちなみに、本書がいうところの「論パ」は、主に『規範』とその『簡潔な理由づけ』のことを指しています。
— amaru (@amaru_shihou) November 12, 2024
それらを判例と学説から、正確性を損なわずにどう導くかという解説がメインなので、直近の試験の傾向には合致している印象です。 https://t.co/38fE0nZLTV
論パは許すが予備校論証は認めないというスタンスで、市販の論証集を名指しで引用して、問題点を挙げ、修正していくスタイル。呉先生の反論を聞いてみたい。
— amaru (@amaru_shihou) November 12, 2024
基礎インプット一周した方が、論証をカスタマイズする際にさらっと一読するのはありだと思います。 pic.twitter.com/gKzV4GfImP
論証パターンを全否定するつもりはないが、あれを覚えるのが勉強だと思い込んでいる学生を更生させるのは実に骨が折れるんだよ。そして行政法みたいに論証パターンが効かない科目を「難しい」「理解しにくい」と言わせてしまう。功罪でいったら罪が大きい。
— 板垣勝彦 (@itagaki_katsu) November 11, 2024
論証パターンについて賛否両論ありますが、問題は論証パターンそのものじゃなくて使い方です
— しがい (@shigai_yobi) November 14, 2024
何度も述べていますが、法律の基本は条文と要件効果で、論パは要件効果の解釈にすぎません
問題は論証じゃなくて論証の使い方だと思います。残念ですが、論証の使い方を教える人あまりいません
学者が論証パターン書いたところで今さら意味ないんだよな
— 予備論文1桁の医学生弁護士赤坂けい(予備試験専門講師。くま先生。東大法卒。連続起業家。) (@yobi_one_doctor) November 13, 2024
特に刑法なんて論証よりも
要件に該当する事実の評価・あてはめの方が圧倒的に点数ある訳で
そもそも刑法で論証極めたかったら一人の学者・基本書に依拠して構築すべきで
違う学者が寄せ集まった論証を覚えても前提違うから毒にしかならん
法学セミナー2024年12月号の不作為の因果関係に関する論パ。規範を言い放つだけで、そのように考える理由付けが一切ないことに注目すべきでしょう。なお、解説において、判例のいう「十中八九」と「合理的な疑いを超える程度に確実」の論理関係を説明しないのは不親切と思いました。 https://t.co/Jye2fheTQi
— studyweb5 (@studyweb5) November 14, 2024
まとめ、論証自体は必須
論証の必要性については言うまでもありません。
問題は使い方です。事案を見ずに論証をそのまま貼り付けるのがいけない。これでは理解不足とされ、不合格まっしぐら。
「論文で問われる事項」を「論文で使える形で」論証をマスターする必要があり、これにはLECの人気講師・田中正人先生の「論文ポイントコア講座」がベストです。
「論文の重要性は分かるが、うまく書けない」そんな悩みのある受験生の方には「ズバットとはまる」講座です。
【サンプル講義動画】【司法試験・予備試験論文対策】『論文ポイントコア講座』体験講義 民法第1回

2026/01/15
《約100時間!コアノートで“論文に必要な最重要知識・スキル”を完全修得!》
担当:田中正人LEC専任講師本講座では、「予備試験論文」対策に最適化した講師オリジナル“コアノート”を用いて、
実務基礎科目を含めた法律科目9科目における「論文で問われる事項」を「論文で使える形で」習得していきます。
引用 YouTube

あとは出題趣旨、採点実感に沿った実戦的な答案へ
そして予備試験ならば出題趣旨、司法試験ならさらに採点実感を徹底的に分析することです。出題者の要求するレベルへの到達が論文合格への必要十分条件です。

司法試験の出題趣旨・採点実感の分析(無料解説講義)は下の記事を参考に。
