予備試験を独学で突破した経験者によるリアルな情報とアドバイスをまとめます。
すぐ役に立つアドバイスまとめ
論文式試験対策に力を入れる
独学で難しいとされる論文式試験に対応するためには、過去問題や模試の論文を分析し、論述力を鍛えることが必要です。
アガルート予備試験講座から発売されている書籍「実況論文講義」で論文の基礎を、またLEC予備試験講座 の「論文の森」などの演習書(論点解説付きのトレーニング問題集)がおすすめですが、型ができるまでは他者からの添削を受けることが必須です。
費用を安く抑えたいなら、資格スクエア予備試験講座の「論文過去問添削パック(月額制)[1]」がおすすめです。
書き方がマスターできるまで、月額制で受講してください。
論文答案の型がマスターできれば、その後の論文演習は、答案構成だけで時間の短縮も可能です
■アガルートの「実況論文講義」と、LEC東京リーガルマインドの「論文の森」
LECの無料公開講座(分析イベント)やYouTube動画を活用する
インターネット上には多くの無料の法律講座や教材があります。
おすすめは、LEC予備試験講座 の無料公開講座や特別公開講座、実務家講演会などです。例として人気講師・矢島純一先生の「令和4年司法試験 採点実感分析会」などが無料で開催されています。
【LECの収録動画】「令和4年司法試験 採点実感分析会」
またYouTube動画もおすすめです。これらを活用し、様々な視点から知識を吸収してください。無料コンテンツは独学者の強い味方です。
質の高いテキスト・教材を選ぶ
独学の場合、質の高い教材(テキストや問題集、演習書など)が学習の成果を左右します。最新の情報や評判の良い教材を選び、効率的に知識を吸収できるようにしましょう。
これは当然の話で、独学は教材だけで合格を目指します。したがって教材選びこそ、合格の基礎と言っても過言ではありません。
自己管理が大切
独学での予備試験対策では、自分自身で学習計画を立て、時間を管理する力が求められます。自己管理が苦手な方は、スケジュールやタイムテーブルを作成し、継続的な学習ができるよう工夫しましょう。
定期的に答練・模試を受ける
独学での学習進捗を把握するためには、定期的に答練や模試を受けることが重要です。模試での得点や課題を分析し、弱点を克服するための対策を立てましょう。
繰り返し学習を行う
予備試験対策では、繰り返し学習が大切です。一度学んだ内容を何度も復習し、知識を定着させることが成功への鍵となります。
独学仲間を見つける
独学で孤独に感じることもありますが、同じ目標を持つ仲間と情報交換や励まし合うことで、モチベーションを維持できます。ツイッターなどのSNSで繋がりを作りましょう。
ただし時間の浪費は禁物です
タイムマネジメント(時間管理)を徹底する
独学で予備試験を受験する際、時間管理が重要です。限られた時間の中で効率的に学習を進めるために、自分に合ったタイムマネジメント方法を見つけましょう。例えば、短時間集中型の学習や、一日の中で特定の時間帯に学習を行うなどです。
メンタルケアも大切に
予備試験対策は長期戦です。独学で取り組む中で、ストレスや不安がたまることがあります。適度な休憩やリラクゼーションを取り入れながら、メンタルケアにも気を使いましょう。
成功体験を積み重ねる、一問一答問題集がベストな選択
独学で予備試験に合格するためには、自信を持つことが大切です。模試で良い結果が出たり、自分が理解できたことを喜び、成功体験を積み重ねることで、自信をつけていきましょう。
普段の学習なら、一問一答形式(例として、アガルート予備試験講座の「司法試験・予備試験 総合講義1問1答」)の問題集もおすすめです。すぐに成果が確認でき、重要知識もインプットできるので一石二鳥です。
まとめ
予備試験独学には困難も多いですが、工夫と努力、そして前向きな姿勢で挑戦し続けることが重要です。
経験者のアドバイスを参考に、自分なりの学習スタイルを確立し、予備試験合格を目指しましょう。
参考文献
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「単品プラン。「予備試験学習経験者で論文対策を強化したい」「講義視聴よりも実践を重視したい」「論文添削をしてほしい」受験生の方におすすめ。月間添削5通まで可能で、月額16,500円(価格は2023年4月現在)